園長ブログ

2017-07-19

お互いを大切にする思いのなかで

6月24日(土)に豊中愛光幼稚園の同窓会が開かれました。その少し前、テレビで歌舞伎役者の海老蔵さんのお連れ合いさんが旅立たれたニュースが流れました。その話を聞き、以前、誰かに教えてもらった話を思い出し、同窓会の礼拝でその話を子どもたちにしました。

「あるところに教会に行くことを楽しみにしている女の子がいました。その教会には、二人のおばあちゃんがいました。ひとりは大きなおばあちゃんなので「オオバア」!もう一人は小さなおばあちゃんなので「チイバア」と呼ばれていました。女の子は2人のことが大好きでした。

オオバアは元気そのもの!!讃美歌をうたう声も大きいし、怒る声も、笑う声も、話し声もいろんな声がいつも教会中に響き渡っていました。チイバアはとても優しい人でした。でも、喘息という病気を持っていて、時々しんどそうにしていました。

 そんな2人はいつも一緒にいて、オオバアがチイバアを励ましているように思いました。なので、元気な人がしんどい人を助けるものだと女の子は思っていました。

 そんなある日、チイバアの喘息がひどくなり、病院に入院することになりました。しばらく教会には来られないと聞き、教会の人みんながさみしい気持ちになりました。しかも、あの元気の塊のようなオオバアは、空気が抜けてしまった風船のようにしぼんでしまったのです。教会に来ているのに、オオバアがいることがわからないほどでした。

 6月の『花の日』のことです。教会のみんなでチイバアの病院に花を持て行くことにしました。チイバアは、病院のベッドに座っていました。牧師先生が聖書を読んで、お祈りをしてくださいました。女の子は持ってきた花を渡しました。

その後・・・オオバアは、黙ってチイバアの手を握りました。その時です!!

チイバアの手から不思議な空気が溢れてきて、オオバアのしずんでいた風船(こころ)が、どんどん膨らんでいったのです。

女の子には、その空気が確かに見えたのです。

 帰り道、オオバアはご機嫌で讃美歌をうたいながら帰りました。あんまりにも大きな声だったので、女の子が恥ずかしいほどでした。でも、女の子は、元気な人がしんどい人を助けるのではなく、どちらもが相手を愛して大切にする思いの中で、お互いに支え合って生きているのだと感じたのでした。女の子も、みんなと別れた後、全速力で家に帰りました。」

 新年度!出会うことから始まって3ヶ月が過ぎました。それぞれの子どもたちが、その年齢に応じて外の世界へと目を向けてあそびを広げているこの頃です。お互いに支え合って、さらに気持ちよく過ごすことができるといいですね~♪

認定こども園 豊中愛光幼稚園長 多胡淳子

 

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