6月!こどもたちの笑う声、泣く声、ケンカする声などなど!こどもたちのさまざまな声が賑やかに交じり合う姿が幼稚園いっぱい広がっています。
2歳児の親子クラス『うさぎ組』や2020年度のPTA活動もゆるやかに動き始めました。
そして、先月6月27日(土)には、第97回入園式も執り行うことができました。
お家での3ヶ月間の自粛生活に加えて、1ヶ月の園生活を送っている新入園児のこどもたちです。だからこそ、今できる入園式に!と、先生たちと考えました。
在園のこどもたちには、折り紙アートでウエルカムボードによる迎え入れの気持ちを表現してもらい、出席者は新入園児と保護者のみというシンプルな形式でした。
今回の入園式は、こひつじチームとくじらチームの2部制とし、それぞれ礼拝の中で、豊中愛光幼稚園は神さまの守りがいつもあるんだよ~とお話をしました。そして、こひつじのチームのお友だちは、先生がひとりひとりの名前を呼びタンバリンタッチをしました。すでに先生と日頃園で過ごしているこどもたちは、名前を呼ばれるとトコトコと自分で歩いて、先生のところにタンバリンタッチをしにきてくれました。お母さんに抱っこされながら出てきてくれるこどもや、「やらない!」としっかり声を出してくれるこどももいました。それぞれがありのままの姿でお返事をする姿をみせてくれました。
くじらチームのたんぽぽ組のこどもたちは、みんな保護者から離れて前に座り、クラスでいつも歌っているうたを2曲うたいました。お部屋で歌っている時は、はちきれんばかりの大きな声が響き渡っていますが・・・そこはさすがに、前に出ているドキドキが伝わるかわいい声でした。それでも式の間中、保護者とも離れて、今ひとりひとりの姿を見せることができたたんぽぽ組のこどもたちでした。
今だからこそできた入園式は、とてもあたたかな空気に包まれていました。うれしく感謝の時でした。聖書の中に『いつも喜んでいなさい。たえず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。~テサロニケの信徒への手紙Ⅰ16章~18章』という箇所があります。6月から、やっと始まったばかりの幼稚園生活、みなさんと一緒に喜び、こどもたちの成長を祈り、そして日々自分たちに与えられている時間に感謝をもって、明日につながっていきますように・・・と願っています。
園長 多胡淳子